コンテンツにスキップする
Subscriber Only
Photographer: Ismail Ferdous/Bloomberg
Cojp

トルコ・リラが下げ再開、前日に8%余り上昇-中銀措置は不十分

15日の外国為替市場でトルコ・リラが再び下落。前日は8%余り上昇していたが、トルコ中央銀行が発表した措置はリラを支えるには不十分なことが示された。

  リラはアジア時間の取引で一時3.4%安。13日には過去最低の1ドル=7.2362リラを付け、他の新興市場通貨の下落を引き起こした。

  中銀は「必要なあらゆる措置を取る」と表明、市中銀行の支払準備率を引き下げるなどの策を打ち出し、14日はリラが反発していた。

  一方、エルドアン大統領は米国人牧師拘束を巡り譲歩の姿勢を見せず、14日には米国製電子機器をボイコットすると発表した。

Weakening lira

原題:Lira Resumes Drop as Central Bank Steps Fail to Stem Sell-Off(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE