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Source: Nomadsoul1/iStockphoto
Cojp

エーザイのアルツハイマー新薬、追加データで不透明感払拭されず

  • バイオジェンとエーザイが「BAN2401」の追加データを公表
  • 両社は次のステップについて規制当局と協議中

米バイオジェンとエーザイが25日発表したアルツハイマー病治療薬の第2相試験の追加データは、新たな疑問を生じさせ、効果を調べるためにさらなる研究が必要となる公算が大きいことを示唆した。これを受け、バイオジェンの株価は一時4.5%下落。エーザイの米国預託証券も一時5%強下げた。

  • 発表資料によると、両社が共同で開発する「BAN2401」の最高用量投与群におけるアルツハイマー病の進行抑制効果は、割付比率の不均衡に起因するものではなく、BAN2401自体の治療効果と関連することが示唆された
  • 両社は次のステップについて規制当局と協議中だと説明。バイオジェンのアル・サンドロック最高メディカル責任者は、BAN2401を市場に投入するため追加研究が必要かどうかについてコメントを控えた
  • 投資家は、最新のデータに基づいて迅速承認を申請できるのではないかと期待していた

原題:Biogen, Eisai Alzheimer’s Data Shows Need for Further Study (1)(抜粋)

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