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Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
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中国の華為、5Gパートナーとして信頼できず-ドイツ情報機関当局者

  • 華為が絡む過去の安全保障関連の出来事を挙げる
  • 独政府は5G周波数帯の入札を来週開始-米は中国製機器の禁止促す

ドイツの外国情報機関当局者は13日開かれた連邦議会の委員会で、国内の第5世代(5G)移動通信網を整備する上で中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が信頼できるパートナーにならないとの見解を示した。

  同当局者はその理由の一つとして、華為が絡む過去の安全保障関連の出来事を挙げた。連邦議会の報道担当は声明で当局者のコメントを公表したが、名前は開示しなかった。外務省の別の当局者は国家情報当局に協力する企業と共に作業するのは難しいと指摘した。

  事情に詳しい複数の関係者がブルームバーグ・ニュースに今月明らかにしたところによると、独情報当局は5Gインフラ構築への華為の関与を認めないよう政府に呼び掛けている。中国が企業秘密を盗むのを手助けする恐れがあると懸念しているという。

  ドイツ政府は来週、5G周波数帯の入札を始める予定。米国はスパイを巡る懸念があるとして、5G通信網で中国製機器の使用を禁じるよう欧州の同盟国に促している。

原題:Huawei Isn’t a Trustworthy 5G Partner, German Intelligence Says(抜粋)

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