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天皇陛下が体調不良、しばらく静養へ

天皇陛下

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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

天皇陛下は2日、体調不良のため、公務日程を変更された。脳貧血によるめまいと吐き気の症状があり、侍医がしばらくのご静養と経過観察が必要と判断したという。菅義偉官房長官が同日午前の記者会見で明らかにした。

  菅氏によると、陛下は2日午前4時ごろ、激しい発汗などを訴えたため、皇后さまが侍医を呼んだ。同日予定されていた高円宮家の三女、絢子さまの婚約内定に伴う皇居・御所でのあいさつには皇后さまが1人で対応したと共同通信は報じた。

  陛下は来年4月30日に退位し、皇太子殿下が即位する予定。2016年8月の国民に向けたビデオメッセージで、体力の衰えなどを理由に全身全霊で象徴の務めを果たせるか案じているとの気持ちを表明されていた。

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