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NY原油(5日):反発も46ドル付近、減産効果への失望続く

更新日時

5日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反発。米国でのシェール復活が産油国減産の効果を打ち消している様子が鮮明になったことが引き続き意識され、石油輸出国機構(OPEC)合意前の1バレル=46ドルからは大きく離れなかった。一時は44ドルを割り込む場面もあった。

  RBCキャピタル・マーケッツの商品ストラテジスト、マイケル・トラン氏(ニューヨーク在勤)は電話取材に対し、「この日の反発は本当のところ、ここ数日の行き過ぎた売りへのちょっとした調整にすぎない」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比70セント(1.54%)高い1バレル=46.22ドルで終了。週間では6.3%下げた。ロンドンICEの北海ブレント7月限は72セント上げて49.10ドル。

原題:Oil Closes Near $46 as Shale Revival Cancels Out OPEC Efforts(抜粋)

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