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ロンドンのオフィス空室率が急上昇、企業がダウンサイジングや移転

ロンドン中心部の新築オフィスビルの人気は高いが、企業が新しいオフィスに移転した後、次の借り手を見つけるのに家主は苦戦している。

  この結果、全体としてのオフィス空室率は1-3月(第1四半期)末に5.8%と前年同期末の3.9%から上昇していた。デロイトがデータをまとめた。これは2009年以来の大幅な上昇だという。

  デロイトの調査マネジャー、ショーン・ドーソン氏は「新しいオフィススペースへの需要はあるが、中古のスペースはそうでもない」と話した。

  デロイトのリポートによると、賃貸用の空きオフィススペースは16年に36%増え、今年1-3月はさらに19%増えた。空きスペースの大部分は借り手企業のダウンサイジングや移転の結果だという。

原題:London Office Vacancies Surge as Company Moves Leave Holes (1)(抜粋)

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