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終わったことは仕方ないが-英国で離脱「後悔」、初めて「賛成」上回る

英国で欧州連合(EU)離脱は間違った選択だったと考える有権者が、昨年6月の国民投票後初めて離脱支持者を上回った。

  英紙タイムズの委託でユーガブが実施した調査によると、EU離脱選択は今になって思えば誤りだったと考える人が回答者の45%に上った。正しい選択だったとの回答は43%、どちらか分からないとの答えが12%だった。同紙は英世論調査で離脱に否定的な回答者が賛成派を上回ったのは国民投票後初めてだとしている。

  ただユーガブの調査ディレクター、アンソニー・ウェルズ氏は自身のウェブサイト「UKポーリング・リポート」で今回の結果を深読みしないよう注意を促し、変化は小さい上に誤差も考慮する必要があると指摘している。

  同氏は「離脱は一定の譲歩を強いられ、大きな期待を抱いていた一部の人が失望させられるため、人々は恐らくある程度『BREGRET(離脱決定に対する後悔)』に傾くというのが私の見方だ」とコメントした。

原題:What’s Done Is Done But U.K. Is Starting to Regret Brexit (1)(抜粋)

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