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ソフトバンクG2号ファンド、目標額の50分の1で当初募集終了

  • 目標は1080億ドル、応募約20億ドルにとどまる-投資の募集は継続
  • 外部投資家の参加があったか不明、サウジとは協議続行と関係者
ソフトバンクGの孫正義氏

ソフトバンクGの孫正義氏

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクグループはビジョンファンド2号の初回クロージングを静かに完了した。応募額は目標としていた1080億ドル(約11兆7500億円)に遠く及ばなかった。

  事情を知る関係者2人によると、初回クロージングの応募額は約20億ドル。ソフトバンクGはクロージング後も引き続き投資コミットメントを募るという。ビジョンファンドの広報担当者はコメントを控えた。

  ソフトバンクGは2号ファンドの規模について、2017年におよそ1000億ドルを集めた1号より大きくなるとの見通しを7月に示していた。2号には380億ドルを出資し、1号ファンドで最大の投資家だったサウジアラビアに取って代わり、孫正義社長の意見をより反映しやすくする方針だとしていた。

  現時点で2号ファンドに外部投資家の参加があったかどうかは不明。協議が非公開であるため匿名で話した関係者によると、ソフトバンクGとサウジアラビアとの協議は継続している。同様に1号ファンドに投資したアブダビ首長国の政府系ファンド(SWF)、ムバダラ・インベストメントは最近ブルームバーグ・ニュースに対し、2号ファンドへの出資はまだ決めていないと明らかにしていた。

原題:
SoftBank’s Second Vision Fund Is Starting Life a Lot Smaller(抜粋)

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